さいたま市北区で棟瓦のズレ修理｜積み直しの工程を紹介

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さいたま市北区で棟瓦のズレ修理｜積み直しの工程を紹介

工事のきっかけ

今回のリフォーム工事のきっかけは「瓦屋根の耐震性が心配」というご相談でした。

実際に無料調査に伺うと、経年劣化により瓦屋根の漆喰が剥がれており、修理が必要でした( ;∀;)

また棟瓦のズレも確認できたため「積み直し」にて補修工事を行うことになりました！

さいたま市北区棟瓦取り直し,屋根補修工事,足場

ビフォーアフター

工事基本情報

施工内容: 棟瓦取り直し,屋根補修工事,足場

施工期間: 4日

使用材料: 棟芯材　棟補強金具　パッキンビス

築年数: 30年

工事費用: 480,000円(屋根足場含む)

さいたま市北区のみなさん、こんにちは。街の屋根やさんさいたま大宮店です。

今回は、瓦屋根の棟瓦積み直しリフォームの工程をご紹介します(≧▽≦)

瓦屋根は風格のある雰囲気が素敵ですが、一方で耐震性が低い等の注意点もあります…

そのため今回のリフォームでは「ガイドライン工法」という新しい工法により、積み直しを行いました！

見た目が美しくなるだけでなく耐震性もアップするので、瓦屋根のリフォームを検討されている方はぜひチェックしてみてください(*´ω｀*)

【お問合せ】☎0120-542-521　✉お問合せフォーム

棟瓦とは

棟瓦（読み方：むねがわら）とは、瓦屋根の頂上部分に使用されている瓦のことを指します。

最上部は屋根同士が接合する部分になるため、特殊な形状をしています。

風雨に晒されやすい箇所ですが、雨漏りの侵入を防ぐ役割も担っているのが特徴です(#^.^#)

そのため経年劣化や外的要因でズレや破損が生じてしまうと、家全体に悪影響が出ることも…

適切なメンテナンスを行うことで、大切なご自宅を守りましょう！

棟瓦がズレる原因

ここでは、棟瓦がズレてしまう原因について簡単にご紹介します。

もしご自宅に当てはまる点があれば、注意しましょう((+_+))

関連記事 4つのチェックポイントで瓦屋根の点検・メンテナンスのタイミングを知ろう

地震

地震が発生すると建物が揺れるため、屋根の瓦などの部材が移動してズレることがあります。

さらに地震によって建物が損傷した結果、後になって棟瓦がズレてしまうことも多いです:;(∩´﹏`∩);:

地震による損傷やズレを軽減するには、あらかじめ耐震性能をアップしておく必要があります。

特に瓦は屋根材の中でも重量があるため、落下すると危険度が高いです(; ･`д･´)

そのため場合によっては、他の屋根材に葺き替えた方が良い場合もあります！

関連記事 屋根リフォームするなら地震に強い屋根にしてみませんか

強風

強風も、棟瓦がズレる原因の一つです。

強風が建物に吹き付けると、屋根の瓦などの部材が揺れたり、風圧によって移動したりすることがあります:;(∩´﹏`∩);:

特に古い建物や屋根のメンテナンスが不十分な場合には、強風によって棟瓦がズレると重大な事故につながる恐れも…

そのため強風による被害を軽減できるように、屋根の固定具の状態を確認する必要があります。

関連記事 早めに台風対策！被害を抑える屋根とお住まいのチェックポイント

経年劣化

屋根の瓦や屋根材は時間とともに劣化し、固定具や漆喰の効果が低下してしまいます。

一般的には、15～20年周期でメンテナンスするのがおすすめです(*´ω｀*)

特に長期間にわたってメンテナンスが行われず、素材自体が劣化しやすい場合には、棟瓦がズレたり剥がれたりする可能性が高まります。

もし見た目にはきれいな状態が保てているようでも、定期的に専門業者に点検を依頼するようにしましょう。

【お問合せ】☎0120-542-521　✉お問合せフォーム

瓦屋根の修理方法

ここでは、瓦屋根の修理方法についてまとめてご紹介します！

屋根の状態や劣化の程度によって、修理方法は様々です(*´ω｀)

そのためご自宅の状況に合わせて、適切な修理方法を選ぶようにしましょう。

①漆喰の詰め直し

漆喰詰め直しの工事とは、瓦と屋根下地との間に詰められている漆喰を補充する工事のことを指します。

漆喰は伝統的な日本建築で用いられている建材で、瓦を固定して防水性を確保する役割があります(´▽｀*)

漆喰が劣化すると、瓦がズレたり雨水が浸入したりする危険性が高まります…

そのため漆喰が剥がれている箇所に補填することで、瓦屋根の耐久性や防水性を回復します。

基本的には、劣化の程度が軽微な場合に用いられる手法です。

この段階でリフォームしておけば、費用や工期を削減できます(≧▽≦)

②棟瓦の積み直し

棟瓦の積み直しは、既存の棟瓦を撤去してから再び積み直す工事のことを指します。

棟瓦は頂上部分を守る重要な部材なので、ズレの程度が激しいと詰め直しでは対応できません(; ･`д･´)

そのため、一度すべて撤去してから新しく配置します。

下地である漆喰もすべて新設するため、強度が上がるのがメリットです。

最近ではより安全性を高めた「ガイドライン工法」が推奨されており、積み直しの際に採用されるケースが増えています(#^.^#)

ただし詰め直しよりも費用や工期は余計に掛かってしまうため、ご自宅の状況やご予算に応じて施工可否を決めるのがおすすめです。

関連記事 傷んだ漆喰の詰め直し、棟瓦の取り直しで瓦屋根を健全に保つ

③屋根葺き替え

屋根葺き替えは、既存の屋根材をすべて撤去して、新しい屋根材に変更するリフォームのことを指します。

例えば「瓦屋根から金属屋根に変更する」といった工事が該当します(*´ω｀)

古くなったり劣化したりした屋根を一新できることで、建物の印象がガラリと変えられるのが特徴です。

それだけでなく、軽い屋根材に変更すれば耐震性能もアップします！

ただし他のリフォーム方法と比べると費用は各段に高くなってしまうので、費用対効果を考慮して決めるのがおすすめです。

棟瓦の積み直し修理工程

ここでは、リフォームの中でも比較的採用事例が多い「棟瓦積み直し修理の工程」について詳しくご紹介します！

具体的な工程を詳しくまとめているので、「これからリフォームを検討している」という方におすすめです(≧▽≦)

ご自宅の屋根の状態と比較しながら、ぜひチェックしてみてください！

①足場の設置

まずは、作業のための足場を設置します。

基本的に2ｍ以上の高所作業では足場を組むことになっています(´▽｀*)

防護カバーを掛けることで、近隣住宅への配慮もばっちりです！

しかし足場の設置には、15万円～の費用が掛かってしまいます((+_+))

そのため外回りのリフォームは、なるべく1回にまとめて行うのが鉄則です！

屋根・外壁・カーポート等、気になる部分の補修はぜひまとめて行いましょう。

②既存棟瓦の撤去

次に、既存棟瓦の撤去を行います。

セメント部分も撤去して、新しい漆喰に入れ替えます(^^)/

棟瓦以外の部分はそのまま残すので、丁寧に作業するのがポイントです！

③補強金具設置

既存屋根材が撤去出来たら、ガイドライン工法で必要な補強金具を設置します！

ガイドライン工法とは地震・台風時の屋根材の落下を防ぐための施工基準のことで、国土交通省でも実施が推奨されています。

具体的には瓦を緊結することで、落下や飛散を防止するものです(´▽｀*)

これにより安全性が高まるので、自然災害への対策も安心です。

④心木設置・漆喰の施工

次に、心木を設置した上に南蛮漆喰を詰めていきます。

心木を入れることで、瓦がしっかりと固定される効果が期待できます(^^)/

従来までは葺き土が使われていましたが、最近では南蛮漆喰が広く使われています。

特殊なシリコン・防水剤が配合されていることで、強度が高いのが特徴です！

⑤完了

最終的には、このように仕上がりました！

実際に変化しているのは屋根の内側なので分かりにくいですが、しっかりと固定したことで安全性が向上しています(#^.^#)

まとめ

今回は、瓦屋根の漆喰詰め直しリフォームの事例をご紹介しました。

瓦屋根は趣があって素敵な屋根材ですが、重量があるため落下すると危険度が高いのが難点です((+_+))

そのため少しでも異常を感じたら、すぐに専門業者にご相談してみてください！

無料調査のみで対応することも可能なので、ぜひお気軽にお声掛けくださいm(__)m